こちらの記事「【リバーライト極】初心者が手軽に扱えるオススメの鉄フライパンである理由」で紹介したリバーライト極。
鉄フライパンなのに取り扱いが容易なため毎日愛用しているのだが、長くキレイに使うためのお手入れ方法が私の中で確立されてきたので、それを調理から洗い方までの流れで紹介したいと思う。
まず、これから紹介するお手入れ方法を続け2年ほど経過したフライパンの状態がこれだ。
キレイでしょう?
テフロン加工フライパンであれば3ケ月ほどでテフロンが剥げてきてボロボロになるが、リバーライト極だとこのとおりキレイ。
また裏面も、私がIHを使用していることもあるが、キレイ。
では、次に私が普段どのようにリバーライト極を使用しているかを紹介したい。
リバーライト極は鉄フライパンなため食材を焼く前に「フライパンを充分に加熱する」「油を底面を覆うくらい注ぐ」という使い方が重要になる。
次に、実際にフライパンで調理する際の流れを説明したい。
まず、油を引く前に充分に鉄フライパンを加熱する。
目安としては中火で手のひらを鉄板の上20cmほどにかざして、熱さを感じるくらいまで。
手のひらに熱さを感じたら油を注ぐ。油の量は底面を覆うくらい。
※ 鉄フライパンを使う際によく言われている「油返し」を私は行わない。油返しについて知りたい方は後述の内容をご覧ください。
油が底面を覆うようにフライパンを左右上下に傾ける。
※ちなみに私が使っているのは↓「昭和(SHOWA) オレインリッチ 600g」香りもなく、さらさらでフライパンに簡単に馴染み、油の膜も付きやすい、ひまわり油。
底面が油で覆われたら、加熱を行う。
すると、ある瞬間から次のように油が波打つ状態になる。これが食材を入れるタイミングだ。
実は、巷で言われている「白い煙が出るまで加熱する」との説は、メーカー的には推奨されていない。ただ目安としてわかりやすいので、白い煙が出たらすぐに火力を落とし食材を投入する、と言う方法も簡単なのでやることもある。
油が波打ってきたら食材を入れる。
実際の調理部分はこちらの記事「【リバーライト極】鉄フライパンでお好み焼き」があるので、参考にして欲しい。
調理後の注意点として、次のことがメーカーから推奨されいるので引用
鉄鍋は保存容器ではありません。出来上がった料理はすぐに他の器に移し替えて下さい。 料理を入れたままにしておくと料理の塩分や、酸などに鉄肌が侵されて穴が開くことがあります。
次に、調理後の洗い方についてを紹介したい。
リバーライト極は鉄フライパンなため調理後に「洗剤で洗うこと」はご法度。鉄板表面についた油がとれてしまうためで、それが落ちないように「水だけでたわしで洗う」という使い方が重要になる。
次に、実際にフライパンを洗う際の流れを説明したい。
ここがテフロン加工フライパンとの一番の違いかもしれないが、テフロン加工フライパンの場合は、調理後普通に放置して後から洗剤を付けて洗えば良いのだが、鉄フライパンの場合は洗剤で洗うのはご法度なのだ。
何故かと言うと、鉄フライパンは鉄板表面に油の膜が張ることで食材をくっ付きにくくする効果を発揮する。ただし、洗剤で洗うと、この膜が除去されてしまうので、ご法度なのだ。
よく「鉄フライパンを育てる」と言うが、この油の膜を調理毎に徐々に付けていくことを「育てる」と言っているのだ。
では、鉄フライパンを実際に洗うにはどうすればいいか。
それが次の方法だ。
まず、調理後の状態はこんな感じ。
キッチンペーパーなどで、大まかな汚れ、油を除去したうえで、水を注ぐ。
次に、たわしで洗う。洗剤が使えないため、スポンジよりもゴシゴシ洗える「亀の子たわし」が最適だ。
※ちなみに私が使っているのは↓「亀の子 掃除用たわし パームチビッコP」小ぶりで使いやすく愛用している。
もし、焦げ付きがひどい場合は、「金たわし」で洗う。
テフロン加工フライパンではご法度の金たわしだが、鉄フライパンでは気兼ねなく使うことができる。おもしろいように汚れがとれるため作業が楽。
※「金たわし」は↓のような一般的なステンレス製のもので構わない。
ご覧のようにキレイに汚れがとれたので、残っている水滴などの水分をキッチンペーパーなどで拭き取る。
最後に細かい水分を3〜4分加熱して飛ばす。
以上で、調理後のお手入れ完了。
意外に簡単でしょ。
ここまで読んで、鉄フライパンについて調べたことがある人は「ちょっと待て、油返しは必要ないのか?」と思っているだろう。
もちろん、油返しをするのがベストだと思われるが、私の経験上、オイルポットを用意するのも面倒だし、古い油を使い回すのも嫌なので「底面を覆う量の油を適量使えば特にオイルポットに戻す必要は無い」というのが私の考えだ。
ただし「油返しって何?」という人のために、一応その説明をしたいと思う。
次の方法がメーカーから推奨されているので引用する
プロの料理人や、鉄のフライパンを上手に使いこなしている人達が調理の前に必ず行っているのが“油返し”という作業です。“油返し”を行うと料理が 焦げつかず、より美味しく仕上がります。
- フライパンをコンロに乗せ中火で充分温めます。
- 油をたっぷり(お玉一杯ほど)入れ、フライパンの肌に油をなじませます。
- 油が熱くなり、フライパンに充分なじんだら、油をオイルポットに戻します。 これが“油返し”です。 この後、 調理に必要な量の油を入れて調理開始です。
※フライパン内面全体の温度を均一にすることと、 フライパン表面に油をしっかりなじませることが目的で、上手に使うための大切な作業です。
どうですか?意外にお手入れ簡単でしょう。
洗剤を使わずに水とたわしでゴシゴシが結構気に入っている。
スポンジには無い、「汚れがとれてるー」の感覚も気持ちいいので、試してみて。
徐々に油の膜が付いてきて育ててる感もあって調理も楽になるし、鉄フライパン楽しい!
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