最近何かと耳にするアニメ『鬼滅の刃』
正直マンガも読んでないしアニメも進撃の巨人くらいしか最近は観てなかった。
特に観る気もなかったのだが現在公開中の映画版の勢いがあり、ネットやTVでその名前を聞くことが多かった。
まあ、それでも観る気は起きなかったのだが、私自身は明治・大正・昭和初期の時代が好きなこともあり、大正時代のアニメと言うことで少し気になってはいた。
そんな中、休日にたまたまAmazon Prime Videoを触っていたら、鬼滅の刃のアニメシリーズのバナーがホーム画面に置いてあった。
で、あー他に観るものもないし、ちょっと観てみるかなと軽い気持ちで観たところ。。。半日で全話観るハメに。。
今回は、この「鬼滅の刃」の何がおもしろかったかをお伝えしたい。
鬼滅の刃とは、漫画家の吾峠呼世晴による漫画作品。2016年より週刊少年ジャンプにて連載開始。アニメ版は2019年にシーズン1(全26話)が放送。
漫画公式サイトより作品概要を引用
「週刊少年ジャンプ」にて
2016年11号より連載が開始された、
吾峠呼世晴による漫画作品。人と鬼との切ない物語に
鬼気迫る剣戟、時折コミカルに
描かれるキャラクターたちが
人気を呼び、単行本1巻~22巻で
累計発行部数が1億部を突破。今なお注目を集め異彩を放つ本作。
独自の世界観を構築し続け、
新たな少年漫画の金字塔として
存在感を示している。
Amazon Prime Videoより作品概要を引用
時は大正、日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎は、ある日鬼に家族を皆殺しにされてしまう。さらに唯一生き残った妹の襧豆子は鬼に変貌してしまった。絶望的な現実に打ちのめされる炭治郎だったが、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。人と鬼とが織りなす哀しき兄妹の物語が、今、始まる--! ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
次に実際に私が観て感じた、鬼滅の刃がおもしろかった点をお伝えしていきたい。
まず、私の好きな大正時代が物語の設定である点。
明治時代に西洋から新しい技術が導入され、大正にもなると、それが国産化され一般大衆でも享受しだした時代。
場所によっては江戸時代の影も残り西洋と和が混在し混沌とした時代。
実際に作品でも洋館、和館、電燈、灯火、機関車、車、路面電車、洋服、和服、刀などが混在していて、観ていておもしろい。
所々に3DCGを使ったと思われる場面があるが、2Dアニメと違和感がない形で融合しており素晴らしい。
特に戦闘シーンなどは演出が素晴らしく墨で描いたような力強い絵も相まって迫力あるアニメーションになっている。
主人公の炭治郎はジャンプ王道の清く正しく友情に熱く、皆から好かれる真っ直ぐな性格。
伊之助の野性味溢れる言動もおもしろいし、善逸の臆病具合はほんとすごい。はなんかずっと叫んでるだけだし声優さんも大変そう、、、だけど、いざ闘うとなると、めちゃくちゃ強いし。
この三人の掛け合いがおもしろい。
鬼は生まれながらに鬼ではなく、人が鬼に噛まれたり、鬼舞辻無惨に血を注がれると鬼になる。
つまり、みな元は人。
その鬼たちにも過去にいろいろな事情があり、鬼自身も気付かないところで心に傷を負っている。
鬼は特別な刀で首を切り落とすと殺すことができるが、炭次郎は鬼を人として扱い倒すことで鬼自身が死ぬ間際に心の傷を癒すことにもなっている。
作中では他の鬼殺隊に殺された鬼にはそのような描写はなく炭次郎の特殊な能力のように思われる。
何にしても、この鬼側の目線での心の傷の場面を作中に入れることで鬼側にも感情移入でき深く作品にも入り込むことができる。すばらしい。
鬼は人を喰い、その鬼を鬼殺隊が首を切り殺す。というハードな内容にも関わらず、お笑いシーンが多いのも特徴だ。
特に伊之助と善逸が出てきた辺りからそれが顕著だが、暗い話ばかりでは観るのにも疲れてしまうが、良いタイミングでお笑いシーンが挿入されるため、楽しく観ることができる。
ただ楽しいシーンが続くと、それが後々辛いシーンの前フリなことも多く。。。次のシーズンではどんなエピソードになるか要注意である。
食わず嫌いで今まで観ていなかった鬼滅の刃。
実際に観たら、流石流行っているだけあって確かにおもしろかった。
マンガは未見だが初見がアニメなため今後もアニメで、この鬼滅の刃を観ていこうと思う。
この作品は運良くAmazon Prime Videoで全26話公開中なため、休みであればぶっ続けで観れば1日で観ることも可能。。。てか、1話観たら止まらなくなるので時間ある時観るのがいいですよ。
未見の方も、再度見直したい方も、映画版観る前に楽しんでから行こう!
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