副業のためにブログを開設したいけど、何からはじめたらいいの?WordPressが良いとか聞くけどインストールの仕方とかもわからないし。。
副業の時代とか言われ出した昨今、今ではIT技術者じゃない一般の人でも自分でWEBサイトを開設して収入を得るということが活発に行われてきています。
でも実際にWEBサイトを開設するとなるとわからないことが多くて。。
「何からはじめたらいいのかわかない。。」
「何やら専門用語がわんさか出てきてわからない。。」
で止まってる人が多いんじゃないでしょうか?
でも、そんなIT技術者向けじゃなくて初心者でも簡単にWEBサイトを開設できるサービスが世の中にはあるんです。しかもIT技術者でも満足するような豊富な機能を持ちつつ低料金で。
今回はその中でも、私が実際に自分の運営しているWEBサイトで利用しているレンタルサーバーサービスの「ConoHa WING」についてご紹介します。
これを読みながら作業を行えば、会員登録からWordPressサイト公開まで30分くらいできますよ!
ConoHa WINGとは、インターネット関連企業の最大手GMOインターネット社が運営しているレンタルサーバーサービスです。
公式サイトよりサービス説明を引用します
ConoHa WINGは、最新の高性能サーバー・超高速SSD・高速化技術を組み合わせた『国内最速』レンタルサーバーです。 大量同時アクセスなどの高負荷にも強く、サイトのパフォーマンスに安定性を求める方にも最適です。
高性能サーバー
最新の高性能サーバーを採用し、ストレージは高速・安全にデータを書き込めるオールSSD RAID10構成。
Web表示高速化
ConoHa WING独自にチューニングした強力なキャッシュ機能を始め、通信を高速化できるHTTP/2に完全対応。
PHP7対応
従来のPHP5から2倍以上速度が向上したPHP7が利用できるほか、PHPアプリケーション実行環境としてFastCGIより20%も高速なLiteSpeed LSAPIを採用。
高安定性Webサーバー nginx
同時大量アクセスの高速処理に優れたnginxを採用。アクセス集中時でも安定したレスポンスを実現します。
リザーブドプラン
CPU・メモリなどのリソースを保証し、他ユーザーの利用状況に影響されず常に安定した環境を利用できるプランをご用意。
サービス品質保証(SLA)
サービス品質保証(SLA)を導入し、品質保証値はサーバーの月間稼働率99.99%以上としています。
最低利用期間・初期費用無し
利用料金は初期費用無しのサーバー費用のみ。最低利用期間もありません。いつでも最小限のコストで始められます。
WordPressサイトをすぐに開設
レンタルサーバー、独自ドメイン、WordPress、SSLを一括で取得・設定できる機能を用意しています。初心者の方でも簡単にWordPressサイトの運用を始められます。
WINGパックなら更にお得
「WINGパック」は通常料金より最大33%オフでご利用いただける長期利用割引プラン。サーバーとドメインがセットになったお得なパックです。
次に新しいWEBサイトを立ち上げる前提で、その流れを実際の画面画像を交えて説明していきます。
WordPressを利用したサイトを開設するまでには、次の図ような流れで作業を行う必要があります。
順々に詳しく説明していきますので、焦らずついてきてくださいね。
まず、前提として以降の文章では、次の設定値を仮の値として作業を行っていきます。実際にあなたが作業する際には、あなたが設定したい値で置き換えて作業してください。
項目名 | 値 |
---|---|
ドメイン | monobuzz.net |
ブログ名 | わーどぷれすのテスト |
サーバー名 | wing-wptest |
ワードプレス管理者ユーザー | wpadmin |
最初に、WEBサイトをインターネット上に公開するにはドメインを取得する必要があります。簡単に言うとドメインとはサイトのURLの最初の部分と思っていたらいいです。
まずは、このドメインを取得する必要があるのですが、ドメインは重複して取得することはできず、既に自分が欲しいドメインが他の誰かに取得されている可能もあります。
基本的に早いもの勝ち。例えばmonobuzz.netは私が取得しているので、もう誰も取得することはできない。
具体的にドメインを取得するには、ドメイン管理会社で手続きを行う必要があるのですが、私も利用していて昔からサービスを行っている有名ドメイン管理会社の「お名前.com」で取得することをオススメします。
お名前.comでは、ドメインの空き具合を簡単に検索することもできますし、ドメインの利用料金も明確に表示されますので安心して利用することができます。
個人サイトであれば特に組織部分(.net、.comとか)は何でもいいと思うけど「.net」が値段も安いし見慣れているものなのでオススメですよ!
逆に会社などでは割高ですが知名度から「.com、.jp」が良いとされていますね。
いづれにしても、あなたの好きなドメインを下記のお名前.comより取得してみてください。
ドメインが取得できましたら、次にConoHaの会員登録に進みます。
サーバーを利用するためには、まずConoHa自体の会員登録を行う必要があります。既に会員登録を行っている方は、こちらを飛ばして次の「3.サーバー追加」から御覧ください。
ConoHaに会員登録するだけでは料金は発生しませんので、ご安心ください。あくまでサーバーと契約してはじめて料金が発生します。
また、よくあるレンタルサーバーと違って月単位の契約ではなく、サーバーが存在していた時間単位で料金が計算されるため、月途中でサーバーを削除したい場合に経済的です。
例えば、「テストでサーバーを追加して5時間後にやっぱりやめようと、サーバーを削除した」場合、稼働時間の5時間分のみの料金だけ支払うだけでいいのです。
この仕様はサーバー構築に慣れてない初心者にはありがたい機能です。「いろいろ試してはやめ、試してはやめ」というのが低コストで行なえます。
では、下記リンクよりConoHaの会員登録を行っていきましょう!
サイトにアクセスするとConoHa WINGの紹介ページ画面が表示されます。
「今すぐお申し込み」をクリックしてください。
すると、ログイン・情報入力画面が表示されます。
画面の指示にしたがって内容を入力してから「次へ」をクリックしてください。
入力内容に問題がないと支払い方法選択画面が表示されます。入力内容に問題がある場合は画面の指示にしたがって入力内容を修正してください。
支払い方法選択画面が表示された時点で会員登録自体は完了していますよ!
続いて支払い方法を登録していきます。
まず画面の指示にしたがって、「SMS認証」か「電話認証」で本人確認をおこなってください。
ここでは「SMS認証」で手続きを進めていきます。
電話番号欄にあなたの携帯電話の番号を入力して、「SMS認証」をクリックすると、携帯画面に次のようなSMSメッセージが届きますのでConoHa認証コードをメモしてください。
※携帯電話の種類によってメッセージ画面は違います
次にメモした認証コードをWEBサイトに表示されている認証コード確認画面の認証コード欄に入力して「送信」をクリックしてください。
認証が完了したら「お支払い方法」が選択できるようになります。
3つの支払い方法の中からあなたが支払いたい方法を選択すればいいのですが、ここではクレジットカードを選択した場合を例として進めます。
クレジットカードは毎月自動で支払いが完了するので支払い忘れの心配がなくオススメです。クレジットカードが持てない方はコンビニなどで支払いができるConoHaチャージが良いと思います。
クレジットカード番号など必要な情報を入力して「次へ」をクリックしてください。
あなたが選んだ支払い方法の登録が完了したら、いよいよWEBサイトを動かすためのサーバーを追加していきます。
サーバー登録画面が表示されますので、料金タイプで「通常料金」をクリックしてください。
※数ヶ月先まで運用することが決定している場合は「WINGパック」にすると割引が適用されますので、お得です。ご自分の利用予定に合わせて選択してください。
次に初期ドメインとサーバー名を入力してください。
初期ドメインはご自分でドメインを取得していなくても、無料で利用できるドメインになります。他の人と重複する可能性がありますので、重複しない値を入力してください。
サーバー名は管理画面のサーバー一覧などでサーバーを識別するための名前になります。この記事の例では「wing-wptest」としていますが、ご自分でわかりやすいものを任意で入力してください。
以上の設定が終わったら、画面右の「追加」をクリックしてくだい。
追加処理に1分ほどかかりますので、そのままお待ち下さい。
処理が完了すると「サーバー追加完了画面」が表示されます。
「他社管理のドメインを追加」を選択して、「追加する」をクリックしてください。
次に、実際に運営する予定のWEBサイトのドメインを入力して「保存」をクリックしてください。例だとmonobuzz.netになります。
次にWordPressを作成確認画面が表示されますので、「作成する」をクリックしてください。
すると次のようなWordPressの作成画面が表示されます。
下記の内容にて値を入力してください。
項目 | 値 |
---|---|
アプリケーション | WordPress |
インストール方法 | 新規インストール |
バージョン | 5.5.3 |
URL | wwwなし |
サイト名 | 任意の値 |
メールアドレス | 任意の値 |
ユーザー名 | 任意の値(WordPressの管理者用) |
パスワード | 任意の値(WordPressの管理者用) |
データベース(データベース名) | 任意の値(はじめから入力されている値のままでも構いません) |
データベース(ユーザー名) | 任意の値(はじめから入力されている値のままでも構いません) |
データベース(パスワード) | 任意の値 |
コントロールパネルプラグイン | インストールする |
自動キャッシュクリアプラグイン | インストールする |
入力後、「作成」をクリックしてください。
作成処理に数分かかりますので、そのままお待ち下さい。
作成が完了すると次のようなサイト情報画面が表示されます。
以上でサイト構築自体は完了しているのですが、WEBサイトを閲覧するためには、さらにDNS設定というものをする必要があります。
その作業に必要なサーバーのIPアドレスを確認するために、メニュー左の「サーバー管理」をクリックしてください。
サーバー情報画面が表示されますので、IPアドレスの値をメモしてください。
次にDNS設定の作業に進みます。
以上でサイト自体はできあがっているのですが、WEBサイトにアクセスするためにドメイン管理会社(お名前.com)に作成したサーバーのIPアドレスを登録する必要があります。
まず、お名前.comの管理画面にログインしてください。
管理画面上部メニューから「DNS」をクリックしてください。
ドメインのDNS関連機能設定を選択し「次へ」をクリックしてください。
「1.ドメイン設定」で設定したドメインを一覧から選択して「次へ」をクリックしてください。※お申込みではないので注意してください。
ページ中ほどの「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」をクリックしてください。
ページ中ほどのテキストフィールドに次の値を入力して追加をクリックしてください。
項目 | 値 |
---|---|
ホスト名 | www |
VALUE | 作成したサーバのIPアドレス(例、100.100.100.100) |
下のリストに今登録した値が表示されているのを確認してから、再びページ中ほどのテキストフィールドに次の値を入力して追加をクリックしてください。
項目 | 値 |
---|---|
ホスト名 | ※何も入力しないでください |
VALUE | 作成したサーバのIPアドレス(例、100.100.100.100) |
今登録した2つの値がリストに表示されているのを確認してから、画面下の「確認画面へ進む」をクリックしてください。
次のような確認画面が表示されます。
内容に問題なければ「設定する」をクリックしてください。
すると次のような設定完了画面が表示されます。
以上でDNS設定は完了です。
ただしDNS設定が反映されるまで10分ほどかかりますので、しばらくお待ち下さい。
10分経過したら次のサイト表示確認作業を行ってください。
WordPressの作成とDNS設定の反映が完了したらWEBサイトは既に完了しています。
最後に実際にWEBサイトが正しく動作しているかの確認を行います。
まず、ConoHa WINGの管理画面にアクセスして、左メニューから「サイト管理」をクリックしてください。
すると作成したWEBサイトがテキストで表示されますので、クリックしてください。
すると、サイトの詳細情報が表示されます。
サイトURLがリンクになっていますのでクリックしてください。
すると次のように作成されたWordPressサイトが表示されます。
サイト名が指定したサイト名になっていることを確認してください。
次に、WordPressの管理画面を確認するために、サイト情報画面に戻り「管理画面URL」をクリックしてください。
するとログイン画面が表示されます。
WordPress作成時に入力した「ユーザー名」と「パスワード」を入力してログインをクリックしてください。
ログインに成功すると次のようなWordPress管理画面が表示されます。
おめでとうございます!
以上でWordPressサイトの作成が完了しました。
以上でサイト開設の全ての作業が完了しました。
WordPressにはいろいろな機能が豊富に備わっていますので、ご自分のサイトに合う機能を追加したり調整してサイト運営を楽しんでくださいね!