焚き火したいけど面倒くさくない?かんたんにできるモノがあればやりたいけど。。
いよいよ肌寒くなってきてキャンプ日和な時期になってきましたね。
でもコロナもあってあまり他の人と大人数でワイワイは遠慮したい。
そんな時はソロキャンプ。
で、ソロキャンプでの楽しみっていったらやっぱりキャンプ飯。
もちろん手軽にガスバーナーやアルコールストーブでの調理でもいいんですが、暖もとれるし見た目の炎で癒やされる焚き火がいい!
でも、焚き火って取り扱い面倒くさくない?
いやいや、実は簡単に焚き火ができる一人用の焚き火ギアってのがあるんです、その名も「ソロストーブ(Solo Stove)」
燃料に薪や小枝などの木材を使うウッドストーブなのですが、私も数年前に手に入れて、気軽に安全に焚き火感が味わえるギアとして愛用しています。
今回は、そんなソロストーブについてご紹介します。
ソロストーブはアメリカのソロストーブ社が販売するウッドストーブ。 その小型でありながら、ベテランのバックパッカーから初めてキャンプする初心者まで誰でも簡単に使える簡便性、よく燃料が燃える高機能性が好評を得ている製品。
まず、公式サイトより製品紹介を引用します。
ソロストーブ ライトは、ローミングしてすぐにお湯を沸かし、トレイルに戻る準備ができている人のためのストーブです。重さが1ポンド以下のライトは、燃料を持ち運ばなくても、荷物を軽くしてすぐに出発できるようにするための完璧な超軽量キャンプストーブです。
ライトでは、トレイルで見つけた棒や小枝だけを使って、効率的な炎を楽しむことができます。当社の特徴である360°エアフロー設計™により、下部の通気孔から空気を吸い込み、ライトの二重壁構造の内部で加熱します。加熱された空気は上部の通気孔から出た後に着火し、見事な二次燃焼を生み出します。これは、煙が少なく、より高温の火を実現することを意味します。
軽くて丈夫なステンレス構造です。2重壁で燃焼効率が高いので、ガスを使わず小枝などの自然素材でも簡単に燃焼させることが可能です。 ソロストーブ ライトはラインナップの中でも最小サイズ 約950mlの水を8〜10分で沸かすことができます。 別売りのポット900にピッタリ収納できるタイプです。
次に、公式の製品紹介動画を引用します。
そんなソロストーブの中でも一番小さくソロから二人までのキャンプ飯に最適なソロストーブ ライトを今回の記事では紹介していきます。
パッケージもこんな感じでかっこいいです。
スペック的にはこんな感じ。
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 高さ:約10cm(収納時)、約14.5cm(使用時) 直径(幅):約10.8cm |
重 量 | 約255g |
材 質 | ステンレススチール(SUS304)、ニクロムワイヤー |
内 容 | 本体、ゴトク、収納袋、日本語説明書 |
次に、先日実際にソロストーブを使用してきたので、その使用レポートをご紹介します。
レポートのあとには、実際に使ってきて感じた良い点と不満点も挙げていますので、参考にしてみてください。
まず、付属の収納袋にコンパクトに収納されている本体を取り出します。
部品は本体とクッキングリンク(いわゆるゴトク)の2点のみ。シンプルです。ちなみにクッキングリンクはこんな感じ。
このクッキングリンク部分が反転して本体に収納できるようになっているので、コンパクトになるんですね。ツメは3点のみで、空気取り入れ用の孔も開いています。
本体はこんな感じ。
外側には空気取り入れ用の孔。
内側上部には熱を効率よく噴出させるための孔や、底部には燃えてる燃料に下から直接酸素を送ることができたり、灰を落とすことができるニクロムワイヤー網が取り付けられています。
また網の下には灰皿が地面から浮いた状態であるため、地面を焦がして痛めてしまうこともありません。
本体にクッキングリンクを取り付けるのは簡単!
上に乗っけるだけです。
クッキングリンクのツメが3つなのがよくわかる。
ソロストーブの準備ができたので、実際に燃やすための燃料を入れていきます。ウッドストーブと呼ばれるくらいですから、小さな薪や小枝、木材などを入れるのが正当な使い方ですが今回薪を準備する時間がなかったので100均の割り箸(50膳入り)で代用しました。
※火を使う場合は、念のため水を入れたバケツなどを用意してすぐに消火できるように注意してください。
新聞紙をくるんだものをまず入れて、
その上に、割り箸を半分に折ったものを10本ほど置く。
割り箸は50膳が100円で買えるので手軽な燃料になりますね
ファイヤースターターとか使いたいところですが、今回はチャッカマン式のライターを使います。最近は100均でこの手の商品も売っているのでありがたいです。
はじめは、こんな感じ。
2分ほど時間が経つとく火と空気の流れがうまく回りだし、火の勢いが激しくなります。普通の焚き火だと煙が大量に発生する状況なのですが、加熱された空気が上部の通気孔から出た後に着火し二次燃焼が起こるので、煙も裸の焚き火よりも出にくくなっています。
この段階になると調理をはじめる頃合いになります。
火がちょうどよくなってきたので、実際に調理をはじめます。今回は事前に作っていたおでんを温めてみます。
途中で燃料を追加したり100均の火吹き棒で火の勢いを増したりしながら、
→ 関連記事:100均の火吹き棒。。焚き火キャンプ飯で使える!【使用レポート】
おでんを沸騰させると、
10分ほどで温まりました。
美味しそう!
取皿代わりのタッパーに入れて食します。
美味しい。
楽しい食事の後は火で手を暖めたりして楽しんで、最後に片付けです。
燃料が灰になるまで完全に焼き尽くしましょう。
今回は、おでん鍋2杯分をおよそ30本の割り箸で焼いたのですが、こんな感じで綺麗な灰になりました。思ったより灰少ないですよね。
ちなみに鍋の方はこんな感じで煤が付きます(笑)木で作った火なので、しょうがないですよね。。
今回楽しんだ場所には灰捨場が用意されていましたので、完全に消化してるのを確認してから捨てました。
捨てた後はこんな感じ
さらさらな灰なので意外にキレイになりますね。あくまで私の主観ですが。。
あとは、クッキングリンクを元のように収納して収納袋に入れて持ち帰ります。
。。。ちなみに煤で汚れた鍋は家で洗いました。。
外で洗える水場がほしいな。。
クッキングリンクが本体に収納できるようになっているため、小型です。重量も、素材や空気用の孔が空いているためか軽量です。
小型で軽量なので手軽に外に持ち運べて必然的によく使うギアになるよね
空気用の孔が外側にも内側にもクッキングリンクにもついているため二次燃焼が起こりやすく燃料の木などがよく燃えます。むしろよく燃えるため結構頻繁に燃料を投入する必要があるくらい。。
二次燃焼が起こりやすいため燃料が効率よく燃えるため、焼き終わったあとの灰が綺麗です。ほんとにサラサラで焼き終わり後の後処理も楽です。
意外な使い方かもしれませんがトランギアのアルコールバーナーが狙ったようにキレイに中に収まります。火をつけるとその火と鍋の距離も絶妙で純正品かと思うほどです。
アルコールバーナーは風の影響を受けやすので、ソロストーブの中にいれると風防代わりになりますね。
ソロストーブの良い点として燃焼効率が良い点をあげましたが、効率が良すぎてすぐに燃料が燃えてきってしまいます。なので結構頻繁に燃料を投入する必要があり少し面倒でした。
堪えられないこともありませんでしたが、もしかしたら本体のサイズの問題もあるかと思いますので、もう一サイズ大きいソロストーブ タイタンもいいかもしれません。
クッキングリンクは取り外せますが、本体の網などは取り外せないため綺麗に洗うことがなかなかやりづらいです。
まあ、そもそも次使う時は灰まみれになりますので、そこまで毎回綺麗にする必要もないかもしれません。
灰にまみれたり煤が付いてるギアの方がかっこいい!
ソロストーブいい感じでしょう?
デザインもかっこいいですしコンパクトに収納できて気軽に焚き火できるって本当にたのしいです。ガスバーナーやアルコールストーブとちがって木が焼ける音やゆらめく炎を見てるだけで癒やされますよ。
今回はソロ用としてソロストーブ ライトを紹介しましたが、もう少し人数が多い場合は大容量タイプのソロストーブ タイタンもいいかもしれません。
たまには火を使った料理もいいものですよ。あなたも楽しんでみてくださいね!
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