料理をはじめた人が憧れを持つ料理道具ってのが結構あると思うのですが、私の中のそれが琺瑯(ホーロー)製の物でした。
琺瑯製の料理道具は、その見た目のレトロさと腐食に強いその性能から昔から人気がある道具です。
今回は、そんな琺瑯製品の中から、日常使いで使いやすいケトル(やかん)、
をご紹介します。
野田琺瑯アムケトルとは、琺瑯製品メーカーとして有名な野田琺瑯が発売している琺瑯製のケトル。
公式サイトより製品説明を引用します。
アムケトルとは
安定感があり、懐かしい佇まいと、機能美を追求し使う人にやさしいハンドル。
深みのある色バリエーションを揃えました。
樹脂ハンドル・つまみは、プロダクトデザイナー:柴田文江氏デザイン。
次に、実際に私が使用してきて感じた野田琺瑯アムケトルの良い点・悪い点を紹介していきます。
琺瑯の肌面ってなんでこんなに綺麗なんでしょう。
金属のテカりとも違い琺瑯の独特のやわらかい輝きが美しておしゃれですよね。
ボディのフォルムもぼってりとしてレトロでかわいい。
裏面も、やわらかい丸みがあってかわいいです。
ハンドルや蓋のツマミも有名なデザイナーさんが携わっているだけあって使いやすいし。。ええ感じ。
ほうろう(琺瑯)とは
ほうろう(琺瑯)は、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材です。
強いけれどサビやすい鉄と、美しいけれどもろいガラスを結合させ、強くて美しい両者の長所を活かした複合材料と言えます。
琺瑯製品は、どうしても白色(ホワイト)っていうイメージがあるかと思うのですが、野田琺瑯アムケトルは、カラーリングが豊富で全5色が用意されています。
左上より右へ順に、
私が持っているのはグリーンなのですが、どのカラーもレトロな色合いでセンス素晴らしいですよね。
メーカーによると
(琺瑯は)ガラス質に着色ができるので、美しい色合いと光沢を楽しめます。焼き付けているので、変色することもありません。
とのことで、私自身も本当にそれを実感として感じています。
琺瑯製品ということもあり、非常に熱伝導性がよくお湯を沸かすのが早いです。
忙しい朝などすぐにお湯が沸くのでありがたい。
「琺瑯製品はIHでつかえないんじゃないの?」
って思ってる方もいると思うのですが、こちらの野田琺瑯アムケトルはIHにも対応しています。しかも100Vと200Vに対応。
ガス火持ってないからなあ、と思っていた方も安心して使えますよ。
琺瑯は金属の表面にガラス質の釉薬がかけられているのですが、硬いところに落としたりして強い衝撃をあたえると、それが欠けてしまうことがあります。
欠けた上で、さらに水分や酸、塩分が付着したままの状態にすると、サビが生じます。
メーカーによると特にこの鉄サビは問題無いとのことですが、気になる人は、次のメーカー推奨の取扱方法を気をつける必要があります。
琺瑯製品は金属のみの製品と違って、メーカー推奨の取扱方法がありますので、こちらの方法で普段の取扱をする必要があります。
メーカー公式サイトより、推奨の取扱方法を引用します。
- 琺瑯の表面はガラス質です。衝撃や落とすなどのショックを与えないでください。
- ストーブの上でのご使用はおやめください。
- 空焚きは絶対にしないでください。空焚きをしてしまった時は、水などをかけずに自然に冷めるのを待ってください。
- ご使用後は、洗い、よく乾燥させてください。
- 金属製のたわしや、研磨剤などのご使用は、表面を傷つけますのでご使用にならないでください。
- 表示容量は経済産業省の表示法により満水容量表示です。煮こぼれしないように、表示容量の7割以下でご使用ください。
野田琺瑯アムケトルは、次のような特長があって使ってて楽しい料理道具です。
憧れの琺瑯製品が使えてうれしい。。
これから他の琺瑯製品とかも買っていこうかな。