私はまち歩きを趣味としております。
そんな時に欠かせないのが気になる建物や路地などを撮影するためのカメラなのですが、レンズ交換式カメラなため重いのです。
最初、カメラの付属品のカメラストラップを使用していたのですが、これの使い心地とデザインが気に入りませんでした。
そこで、3年ほど前に購入し、その使い心地とデザイン、会社姿勢が気に入って、ずっと愛用しているカメラストラップのPeakDesign「LEASH(リーシュ)」をご紹介します。
私はFUJIFILMの少し古いミラーレスカメラを使用しています。一眼レフカメラより基本的には軽く仕上がっていますが、長時間首にや肩にぶら下げておくと結構疲れるものです。
だいだい付属のカメラストラップが付いているのですが、結構不満があります。
カメラメーカーのカメラストラップはだいたいロゴ入りの黒ストラップです。嫌いではないですが少し地味ですよね。存在感を無くすため敢えてそうしている可能性がありますが、素人の私としては少しでもかっこいいものを使いたいです。
カメラストラップをカメラ本体に着けるには、ストラップ先端部分をカメラ本体のリングに通す必要があります。カメラが落下しないように、しっかり締め付けますので取り外すのが非常に面倒です。
収納時やバッグに入れての移動時に外ずすのが面倒臭く、収納性能が悪いです。
ストラップ自体の生地が薄いため、重いレンズをつけカメラ自体が重くなった際は肩に食い込み痛いです。
3年ほど前、上記の不満があり良いカメラストラップはないものかと探していたところ、デザインが良くて使いやすそうなPeakDesignの「LEASH(リーシュ)(リーシュ)」を見つけて購入したのです。
まず、公式サイトより会社の成り立ちを引用します。
2010年、ミネソタ生まれのフレッシュな顔立ちで、よく知っているピーター・デリングという男は、4ヶ月間の世界一周の旅に出た。この旅の間、彼はデジタル一眼レフカメラを持ち歩くのが面倒だということを学びました。サンフランシスコのアパートに戻った彼は、責任ある人なら誰でもすることをしました。
2011年5月、ピーターはKickstarterと呼ばれる駆け出しのウェブサイトで、その薄っぺらいデザイン(今ではCaptureと呼んでいます)を立ち上げました。それが功を奏し、PeakDesignが誕生しました。ピーターは、友人や友人の友人、コンサートで出会ったランダムな人たちを雇い始めました。PeakDesignは、サンフランシスコのDogpatch地区に小さなオフィスを構えました。
創業者が海外を旅していた時の、一眼レフカメラの持ち歩きの不満を改善したいところから、はじまった会社だったんですね。それで会社まで作るんだから、すごいです。
LEASH(リーシュ)は、今までのありがちなストラップにない、アッシュ色と革の組みわせでおしゃれです。(※黒色バージョンもあります)
当然ながらパッケージや内容物のデザインもかっこいいです。
これが1番の特長と思いますが、PeakDesignのカメラストラップにはアンカーと呼ばれる、かんたん着脱機能が搭載されています。
丸いプラスティックに紐が付いた部分をカメラ本体のリングに着け、それをストラップのアダプター部分に嵌め込むのです。
外す際には、丸い部分を指で押してあげれば簡単に外すことができます。非常に楽です。
また付属のアンカーは4つ付いてくるため、たとえばサブのカメラに2つ付け、それぞれのカメラでストラップを共有できます。
他にも、カメラ本体底部と左右の3箇所に付け、レンズの違いによって、左右・底部とを切り替えて使うこともできます。
ストラップは移動時はなるべく体に密着させたいため短く、撮影時はその逆で長くしたい時があります。
従来のストラップでは長さ調整が面倒なのですが、革で作られた長さ調整用の引っ張り部を、ちょいと引っ張ってやれば、短くも長くも簡単に調整でき超便利です!
私は、移動時にはストラップをたすき掛けした状態にして、カメラは腰辺りにレンズを下にして配置することが多いです。
いざ撮影!となった際には、すばやくスイングして顔前にカメラを持ってくる必要があるのですが、このストラップは比較的滑りやすい素材で作られています。
つまり素早くスイングしたい場合を想定した、最適な作りになっています。
実は購入後1年くらいした時に、アンカー紐の強度が想定よりも切れやすいという問題が起こりました。
その際、会社から公式サイトや日本代理店を通じて周知があり、購入した商品を不具合対応フォームから申告すると、同じ個数の改善版v4アンカーを無償で送りますという対応をしていました。
ただ、実際に購入したのかなどのレシート等の添付必要もないし、不良版の返送の必要もありませんでした。
改良版v4アンカーは約2週間ほどで送られて来たと思いますが、アメリカから日本まで直接送られており、素晴らしい対応だなと感心したことを覚えています。
そんなことがあって、自分の中で信用足る会社ということになったのでした。
アンカーをカメラ底部の三脚用ネジ穴に付ける際には、先にアダプターを付属の六角棒で付ける必要があり、少し面倒です。ここは六角棒無しでもできるようにして欲しい。。
私のカメラの場合、底部アダプターがバッテリーの出入り口に干渉するため、バッテリー交換の際には、毎回六角棒で取り外す必要があり、六角棒も持ち歩く必要がある。
頻繁に取り外すものではないですが、不満ですね。
重いカメラを持ち歩いて撮影するのは体にこたえます。
私はLEASH(リーシュ)を使うことで体の疲れや、面倒くささから解放されました。おまけにかっこいいですしね。
PeakDesignはこれ以外にもカメラバッグなど積極的に新製品を開発していて、毎回何がでるか楽しみです。これからもウォッチしていきたいと思います。
みなさんも良いストラップ持って楽しくカメラを楽しみましょう!